クールで無愛想な彼氏

存在

「今日はホント...私の為なんかで学校までサボらせちゃってごめんね?」


気がつけば時計の針は4時をさしていた。


こんな時間までずっと亜実ちゃんはそばにいてくれた。


ホント...感謝しきれないくらい感謝してる。


「何いってんの~!未央のことは裕太君よりも好きって自信あるんだからぁ」

すると亜実ちゃんは玄関で靴を履き、立ち上がると同時に私に抱きついた。


「私も亜実ちゃん大好き~!!」

わたしも抱きしめ返す。


裕太も大好きだけど...やっぱり心友に変わるものはいない。


友達と恋人。

亜実ちゃんと裕太。

この2人は永遠に....


ずっとずっと信じられる、大切な存在。


世界で一番大好き。


「じゃあ帰るね?また連絡よろしく-☆」


「ありがとう!うんっ分かったよ~」


「じゃあお邪魔しました!」

「気をつけてね~」



亜実ちゃんは「外寒いからここでっ♪」って気を使ってくれた


から私は仕方なく甘えてここで見送った。



そして私は朝からの制服のままでソファに座った。


『クッシュンッ!』



あぁ~風邪ひいたのかな?


なんか頭もぼや~んと重いし...



睡魔が...。




そして私は気がつくと眠っていた。



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