クールで無愛想な彼氏

片想い

佐久間君のこと-好きなの!?




出合って１日目。



もしかして私-。






「未央ちゃんっ!?」



「あぁっごめんね!!!」



「ううん大丈夫」



気がつけば玲美に話しかけているのも気づかないくらい




佐久間君のことで頭いっぱいだった。




「桜井さんおもしろいね!!!」



「えっ?」




急に斎藤君がそういった。




「なんつーかさ、『天然』!?」




「ううう嘘ッ!!!!???」



...きゃあー!!!



しまったぁあ!


よりによって佐久間君の前で....。




「やっぱおもしろい!!!!みおりんって呼んでもいい?」



みみみっみおりん!?


呼ばれたことないんですけどー



まぁいっか。


「えっあっうん。いいよ」



「んじゃ、ついでにアドレスも交換しよ～ぜ～♪」



すると斎藤君は携帯の赤外線マークを私に差し出してきた。



「あぁっはい!」



私も急いで携帯を取り出し、受信先を向けた。



『受信完了』



「なんで敬語?!（笑）あっ俺のことは隼でいいから～」




「あっうん!」


すると隼は思いもよらないことを口にした。