クールで無愛想な彼氏

体育祭

「裕太頑張ってね!!!私応援してるからっ!」


「違うクラス応援するとか、余裕だな」


「ちっ違うもん!私はただ裕『ちゅ』



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私が必死に理由を説明しようとすると


裕太は私にキスをした。



「あ..その..えと」


「頑張ってくる」


「えっあ!うん」


それだけ言い残すと、裕太は体育館裏からグランドへと


走っていった。




今日は待ちに待った『体育祭』。


体育委員での...いろいろはあったけれど


姫空ちゃんの告白をきっぱり断った裕太。


でも裕太のことを、こんなことですぐ諦められるような子は


そこそこいない。


姫空ちゃんもきっと、そうだと思っていた。


でも....




『俺彼女いるから』
『ですよね...なんかごめんなさい!彼女さんにも心配賭けちゃって。』
『ん...別に』
『私、彼女さんにも謝りたいので!あわせてください』
『は?』



こんなことがあって....


姫空ちゃんと再び会うハメになったんだけど...


『先輩ほんとすみませんでした!』

本気で頭を下げて誤る姫空ちゃん。





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