クールで無愛想な彼氏
「いらっしゃいませ~」



『ギャル』といった店員が声を高くし私たちを出迎える。




うわ~私、こういうのも苦手なんです。




私は関らないでオーラをぷんぷんにだし、はじっこで



水着をさりげなく見ながら玲美のことを観察していた。




すっごく可愛い笑顔でたくさんの水着に喜ぶ姿。



すると店員さんも近づいてきた。



「これなんてどうですか~?」


その店員の手にはピンクと白のドット柄で胸の真ん中に大きな



リボンがついてあるビキニだった。



それはまさに....玲美っぽかった。


「可愛い~!でも私、ビキニ経験がなくて不安なんです。」


っ玲美すごい。


普通に話せるんだ~初なのに!!!


「そうですか!でも、すごく肌も白いし可愛らしいので絶対お似合いですよ」


「そっそうですかぁ?」



照れながらもそのビキニを手に取った玲美は



店員とともに試着室へとむかっていた。



....私どうしよう。



すると違う店員がきた。



「なにかお探しですか~?」


「あっいえ!」


「そうですか~ごゆっくりご覧下さい」


「はい...」


やっぱり苦手!!!


あぁ~もう水着も決まらないしどうしよう!


するとそのとき
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