クールで無愛想な彼氏
えっ嘘!?



なんでっ!?




つまり私は、佐久間君に膝枕をしている状態だった。



あぁっなんで!?


しっかし....佐久間君は一向に起きる気配もしない。



起こすのもかわいそうだし....




私はこのままでいることを決意した。



あぁっでもなんか余計恥ずかしいよ!!!


寝ていて気づいていないならまだしも...


私バリバリ起きているし!!

なんかなんでこのままにしてるんだろうとか


思われたら...私もうどうにも出来ないよ-




するとイキナリ!!

『パチ』と綺麗な音がしたように


佐久間君は目を覚ました。



「あぁっその...」

「んん~よく寝た...」


「はひッ!?」


すると佐久間君は何事もなかったように目を覚まし


起き上がる。


え....一体どういうこと?!



もしかして気づいていないの?


「あの...佐久間君私の膝に...」



私は恥ずかしながらそういった。


すると佐久間君は平然な顔で答えた。


「あぁ。ごめん。俺さ、本気で寝たいとき横になんなきゃ無理なんだよね」


「はっはい?!」


もっもしかして佐久間君は....


知っててわざと私の膝に....!?

で、私はただ1人で興奮していた...と。



っ///////


そう思うと急に恥ずかしくなった。


まさか佐久間くんがこんなにも....





可愛いなんて。




私の胸はさらに




きゅんとなった。

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