クールで無愛想な彼氏
「ではまずはクラスごとにお昼まで勉強だ。終わったものから自由時間になる。では解散」


係りの先生の言葉に私たちは動き出した。



私たちのクラスは『浜茄子館』。


そこまで私たちは3人で向かった。



「しっかし綺麗だよなぁ-」


隼は荷物を乱暴に持ち先へ先へと進んでいく。



「ったく落ち着きね-な」


そんな隼をみて....親のように叱る佐久間君。



「ふふっ」


そしてそんな佐久間君をみて「カッコイイ」と密かに思う私。



しばらく歩き、浜茄子館へと到着した。



「着いたものからまず、部屋へいき勉強道具のみ持ちまたここへこいよ~」



そう川ちゃんがいうとみんなは次第に部屋へと向かった。


浜茄子館の中でもさらに


『女子寮』『男子寮』みたく別れているため


私は1人で部屋に向かうことにした。


『ガラ』


部屋の扉をあけたその瞬間!!!


「未央ちゃ-んっ!!!」


玲美が勢いよく私に抱きついた。


「れっ玲美ぃ~!!」


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