クールで無愛想な彼氏
「すみませんっ!あの...もしかして兄貴の彼女さんですか?」


喋りだす彼はどことなく裕太に似ている。



「あっはい!」


すると裕太そっくりの笑顔で微笑んだ。


「俺、弟の健太っていいます。そしてこっちが姫空です。」



「あぁっ私、桜井未央っていいます!」


突然始まった自己紹介。



しっかし...健太君しっかりしているな....


するとそのとき



またドアは開いた。



そしてやっと裕太がきた。



「お前ら!んなにしてんだよ!!!」


そして2人を見るなりすごく怒っていた。


「ゆっ裕太そこまで...」

「ででけよ」



「兄ちゃんゴメン。」



そして2人はいなくなった。


『ガッシャン』


「裕太...そこまで怒んなくても」

すると裕太はぐっとすごく目力で私を見た。


「あわlっすっすみま「ん-」


すみません!


そういおうとしたけど、その前に唇がふさがる。


「んん-」


そして離された。


「もぅ裕太!」

「何?」



えぇええええ!???


何って....こっちこそ何よお!


「あいつ等なんもしなかったか?」


「えっ?」



突然話が変わったから私はどもった。


「うん」


「んならよかった」


「あの2人って裕太の兄弟?」

「あぁ、健太は中3で姫空は6歳」


にしても...姫空ちゃん可愛かったなぁ..。
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