クールで無愛想な彼氏

嫉妬

「んん」



そして朝はやってきた。



いつもと変わらない朝。



私はいつものように眠たい目をこすり




準備をし家をでた。




すると私は驚きとともに


嬉しさでいっぱいになった。


だって....



「ゆっ裕太!」


「おはよ」


「なっなんで?」

「は?彼女を迎えに来るのは普通だろ」

「あっありがとう」

「ん-行くぞ」



そこには...


私の愛しい、彼が待っていたから。


迎えに来てくれるのはこれで4回目だけど

毎回突然だし、すっごく嬉しいんだ。


裕太と行くときは2人でいたいからバスには乗らない。

徒歩30分くらいかかるけど

今の季節はとっても寒いけど




裕太といればそんなの関係ない。



今日も私の左手は暖かい。


「もうすぐ学校祭だね」


「あっだな」


篠崎高校の学校祭は秋と冬の境目。


まぁ....大幅に言うと冬に開催される。


と~っても寒い時期に。



そんな他愛もないことを話している間に学校へ着く。



すると前には見覚えのある影。


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