クールで無愛想な彼氏
....可愛い。


っていうかまさか裕太がそんなふうに


思ってくれていたなんて...




ホントっ嬉しいな。


「わかったか?」


「うん...でも」


「でも?」

私が「でも」というと



優しく微笑んだ裕太の眉間にしわがよった。



「その....私も、裕太に女の子がくっつくのが...嫌だよ」


すると最後まで言い終わらないうちに


「きゃっちょ...ゆう...たッ」


私の唇は閉ざされた。


でも「ッ」一瞬にして今回は離れた。


「未央...可愛い」


「へっ!?」


っいま可愛いって...。


きゃああ//////



それからの私の記憶は飛んでいた。






「じゃあとりあえず、こんな風に進めていきたいと思います!いいですか?」



「いいよ-」
「OK~」


いつもはまとまらない女子も口々で『了解』の言葉。


これは「じゃあはじめま~す!」


学級代表の菜緒ちゃんがすごいから。




学年トップクラスの学力なわりには


元気で優しくてまとめ上手!

彼氏もいるし...そして可愛いし!!

女の子の相談相手といわれ信頼されているから。


そんな菜緒ちゃんは人気者でいつもキラキラしているんだ。



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