お嬢様の恋愛事情
俺が向かってる先は如月の部屋。
広い広いこの城みたいな家なのに如月の部屋はバッチリ記憶している。
「如月、ちょっと良い?」
ドアを通して如月へと声をかけた。起きてるよな・・・。
「え、りゅーき?」
そう言いながら出て来た如月はまだ乾いてないのか髪が少し濡れていた。
その姿は反則だろ・・・。
「竜貴どうしたの?部屋に入って良いよ?」
首をかしげながら言う如月は凄く可愛い。そして俺は言われた通り部屋に入った。