お嬢様の恋愛事情
第6話[お互いのキモチ]
〜春陽side〜



竜貴が、私の部屋に居る。
それだけで緊張して落ち着かない。


自分から入ってと言ったけどいざ2人になると恥ずかしい。



沈黙が続き何となく気まずいこの雰囲気・・・



今まで竜貴とは何度も沈黙になった。だから少し慣れていた私が居た。



「・・・竜貴どーしたの?」



髪が濡れてるから乾かしたかったけど今は全然それどころじゃない。




それに気のせいかな、竜貴の顔がほんのりと赤く感じるのは。



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