お嬢様の恋愛事情
「お嬢様、紅茶でよろしいですか?」
翔は片手にコップを持って笑顔で問いかけて来る。
「うん、アイスティーでお願いね!」
翔は「わかりました。」と言うと苦いのが無理な私を知ってガムシロップを入れてくれた。
翔は、どこまでも気が利く。
そしてイスに腰をかけ翔から差し出されたアイスティーを飲む。
翔も休憩中かコーヒーを飲んでいた。
アイスティーを飲み終えると眠たくなった。普通は眠気が覚めるのにな。
今日は疲れたからな・・・。
「翔ー私寝るね。おやすみ。」
「おやすみなさいお嬢様。明日は日曜日ですが、どこかへお出かけなさいますか?」
そっか明日は日曜日だ。
という事は学校も休み。