お嬢様の恋愛事情



どんどん私の家に近付いて行くにつれて心臓の鼓動が、またまた早まった。



「もしかして春陽の家って・・・」




麻美が言っていた城みたいな建物に近付くのが、わかったのか麻美は驚いている。



何も言えないまま私は黙り込んだ。何か話さないと・・・。



でも竜貴の時と一緒で何て言っていいのか、わからずに既に頭の中はパニックに近いほど混乱している。



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