お嬢様の恋愛事情




「てかマジで広すぎ!」




私の部屋を見渡す麻美を見て自然と私の顔からは笑顔が零れた。



良かった。
嫌われてないんだ・・・。
麻美は全然引いてもない。



「あの男は翔って言って如月家の執事なんだ・・・!」




「執事ってマジで?!漫画とかでしか見た事ないから感激だし!」


執事って聞いた麻美は相変わらず驚いている。



「でもさー春陽?何で黙ってたのよ?」



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