お嬢様の恋愛事情



麻美から痛い質問をされ口籠もる。



「それは・・・」




嫌われたくなかったから。



軽蔑されたくなかったから。



ずっと友達でいたかったから。



思ってた事を全部、麻美に話した。




言い終わると麻美は、プッと笑って私にこう言った。



「馬鹿だね、そんなんで嫌いになるわけないじゃん!だって友達でしょ?友達は信用できなくなったら友達じゃないんだからね!」




普段まったく言わない良い事を言う麻美に胸を打たれてしまった・・・。




< 80 / 340 >

この作品をシェア

pagetop