彼と私の特等席



「楓…?」



何も言わなくなったあたしに、勇人が心配そうに名前を呼んだ。



言わなくちゃ…。



あたしの気持ちも。



「うん。ありがとう。」



< 365 / 413 >

この作品をシェア

pagetop