記憶の向こう側
piece4:記憶の欠片
よく晴れたある週末、私は朝早いうちから目が覚めてしまった。
特に何か予定があるわけでもない。
だけど何故だか、私の中のはやる気持ちが抑えきれない。
私はお金だけ持って、早朝の電車に乗った。
週末の電車は、かなり空いていて、まばらに人が座っていた。
私は窓の外の景色の移り変わりをぼんやり見つめていた。
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