記憶の向こう側




ご飯を食べ終わり、私は不意に空を見上げた。




とてもいい天気。




遠くに薄い雲が浮かんでいるぐらいで、ほとんど真っ青な空だった。





なぜだろう…
この気持ち。



空を見ると、とても安心…というか、落ち着く気がする。






何分…何時間、そうして空を見上げていたか分からない。




気が付くと、子犬が私の足元にいた。





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