記憶の向こう側




「ごめん、叶恵に合わせるって言ったのに。叶恵…、嫌か?」




勇樹のいつになく真剣な表情。




遊びや冗談で言ってるわけじゃないことだけは分かる。




私は、、、勇樹と…。





「うん。」



「え…いいのか?」




勇樹は少し驚いた顔をした。




「うん。勇樹となら…」



「叶恵…ありがとう。」






こうして家に帰った私達は、ベッドの上で身体を重ねた。





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