記憶の向こう側




「…え?」




記憶を、戻したいか…?




少し驚いた私に、島川先生はゆっくりと説明した。




「いや、本人の希望と努力もないと、戻りにくいからね。もし、このままでいいと思ってるなら…」



「うーん…」





私は少し考えて、ゆっくりと話し始めた。





< 169 / 377 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop