記憶の向こう側






眠れない日が何日も続いた。




ある真夜中、急に私は思い立った。





コロを、探しに行こう。




そうと決まれば、私は早速ベッドから起きて、動きやすい格好に着替えた。




そして、物音を立てないように玄関に行き…




そっとその扉を開けた。






コロ、絶対見つけるからね。




待ってて…。





私は、真夜中の街に飛び出した。







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