記憶の向こう側



私、どうしちゃったの!?




名前すら出てこないなんて…。




自分が何者かも分からない。




こんな、怖いことって、あるの?





こわい…。
わたしはだれ?





冷や汗をかいて、少しパニックになっているうちに、お医者さんがやって来た。




先程の看護師さんも心配そうな顔をして、一緒に様子を見に来ていた。





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