記憶の向こう側




こんなに働いてないのに…。




さすがに私は恐縮した。





でも女将さんは…




「返さなくていいから。その代わり、笑顔の叶恵ちゃんになって帰ってきてね。」




…と言って、優しく私に微笑みかけて、休暇の手続きを取ってくれた。





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