いただきます。


私も自己紹介しないと・・・・

『私は鈴野あこです。よろしくお願いします。』


皆さんがよろしくと声をかけてくれるのに、なぜか彼だけ冷たい目で私を見つめる。


『あの...かっ柊先輩。先日のお礼にお弁当を作って来ました。良かったら食べて下さい。』

渡せた。

「えぇー俺のわぁ?」
リス・・・じゃなくて、槙先輩。

『すみません。今日は柊先輩のしかご用意してないので、次回は用意します。』


「あこちゃん。約束だよ。」
そしてニッコリ笑う彼の笑顔はとても癒やしだ。


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