squall
持つべきものは、最高の友達。

それから。
私は佳世の言葉に甘えて、定時で仕事を切り上げると。
今日は惣一の好きな物を作ろうと、スーパーで食材を買い込んで。

少し緊張しながら。

惣一の部屋の、鍵をまわした。

忙しくても。
割と几帳面な惣一。
相変わらず、部屋はきれいにしてあって。


【お疲れさま(^-^)ゴハン、期待して帰ってきて~(^ー^)】


私は惣一にメールすると。
だいぶ立ち慣れたそのキッチンに、食材を並べて。
早速、料理を始めた。

久々に見ることが出来るだろう、惣一の笑顔を浮かべながら…。

< 137 / 309 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop