squall
「えーっと、佐野…?」
いいなっていうのは、文字通り。
いい、っていう意味で。
あの時私は、決してかわいらしい言い方なんてしてなかった。
なのに、
「いい…って…」
そんな私を、佐野はテトラポットに座らせると、佐野も私の横に座って。
「サラッと言ったじゃん。あの時」
ニッと笑った。
「えっ?あ~…うん…?」
「俺、あの頃。女って…あの頃だから女子?女子って、みんな同じ感じなんだなぁって。女子同士で話してる時は、男と変わらない言葉遣いだったりすんのに。俺に話しかけてくる時は、なんか違って。ってか、俺に限らず男に、か」
「あー…」
それは、いた。
男と女の前で、態度が違うっていう。
男受けはいいけど、女からは嫌われてる系の。
佐野が言ってるのは、多分、そうなんだろう。
いいなっていうのは、文字通り。
いい、っていう意味で。
あの時私は、決してかわいらしい言い方なんてしてなかった。
なのに、
「いい…って…」
そんな私を、佐野はテトラポットに座らせると、佐野も私の横に座って。
「サラッと言ったじゃん。あの時」
ニッと笑った。
「えっ?あ~…うん…?」
「俺、あの頃。女って…あの頃だから女子?女子って、みんな同じ感じなんだなぁって。女子同士で話してる時は、男と変わらない言葉遣いだったりすんのに。俺に話しかけてくる時は、なんか違って。ってか、俺に限らず男に、か」
「あー…」
それは、いた。
男と女の前で、態度が違うっていう。
男受けはいいけど、女からは嫌われてる系の。
佐野が言ってるのは、多分、そうなんだろう。