squall
16
永いようで、短かった。
短かったようで、永かった…。


どっちが、より近いんだろう…?


そんな一夜が明けて。

佐野と過ごせたこと。

ほんとに、


―良かった…


思った。

佐野はきっと、私が想像してた以上にいいオトコで。
中身もサイコーにいいオトコなんだって。


「見る目あんじゃん」


だからこそ、あんなに好きになったんだと。

自分を褒めてあげたくなった。

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