squall
そして…。
佐野と別れたその足で。
「――――――」
私は惣一の部屋の、ドアの前にいた。
右手には、部屋の合鍵。
―どきん、どきん…
不安なのか、緊張なのか。
胸が鳴っていた。
時間は、AM4時を過ぎたところ…。
こんな時間に。
いくら合鍵を持ってるからと言って、昨日のメールに返事もしないで、非常識なのはわかってた。
佐野と別れたその足で。
「――――――」
私は惣一の部屋の、ドアの前にいた。
右手には、部屋の合鍵。
―どきん、どきん…
不安なのか、緊張なのか。
胸が鳴っていた。
時間は、AM4時を過ぎたところ…。
こんな時間に。
いくら合鍵を持ってるからと言って、昨日のメールに返事もしないで、非常識なのはわかってた。