ｓｑｕａｌｌ

１週間こなかった返事に対して、すぐ…っていうのも、

―どうかなぁ～…

ちょっとだけ、躊躇したけど。

私のことは覚えてないんだし。
返信、速攻だな、思われようと。
待ってたのかな、思われようと。
もう、


｢どうでもいっか…｣


思って。


―カチッ…


私はそのメッセージを、佐野に送った。


―ふぅ～…


どんな人なのかよく分からなかったけど。
初めて本気で、好きになった人…。

だから、なんだろう。
引きずってたわけじゃないけど、夢をみたり。

今もどこか、スッキリしないのは…。


｢…………………｣