squall
5
「次は惣一の衣装だね」
「んー…。ほんと。俺は何でもいいんだけどなぁ」
「じゃあ、私が決める」
あの日。
私もようやくふっ切れたのか。
「……………」
「なんで無言?」
あれから夢をみることもなく。
「や…。笑いとりに、とかいきそうだなって…」
「はい!?」
結婚式に向けて、準備も着々と進んでいた。
「ちょっと待って、惣一。いくら私でも、さすがにそれはあり得ないから」
「そうかぁ~?」
「って…。未だに私の信用度って、そんなもん…?」
ただ…。
「…っつーか」
「ん?」
「なんか、いいことでもあった?」
「えっ?」
「や…。あんだけ迷ってた衣装も即決だし。妙に最近、明るいし」
惣一にだけじゃない。
佳世にも、
『ムダに明るすぎ』
そう見えるらしく。
「んー…。ほんと。俺は何でもいいんだけどなぁ」
「じゃあ、私が決める」
あの日。
私もようやくふっ切れたのか。
「……………」
「なんで無言?」
あれから夢をみることもなく。
「や…。笑いとりに、とかいきそうだなって…」
「はい!?」
結婚式に向けて、準備も着々と進んでいた。
「ちょっと待って、惣一。いくら私でも、さすがにそれはあり得ないから」
「そうかぁ~?」
「って…。未だに私の信用度って、そんなもん…?」
ただ…。
「…っつーか」
「ん?」
「なんか、いいことでもあった?」
「えっ?」
「や…。あんだけ迷ってた衣装も即決だし。妙に最近、明るいし」
惣一にだけじゃない。
佳世にも、
『ムダに明るすぎ』
そう見えるらしく。