甘い罠
第二章 疑惑
瑠璃は、毎朝7時ちょうどに起床する
6時50分に目覚ましが鳴る
10分間、ベッドの中で睡魔と格闘し、7時に鳴る携帯のアラームで、寝床から這い出るのが日課だ
歯磨きをしながらカーテンを開け、ポットに水を注ぎ、コーヒーの準備をする
テレビを点け、今日着ていく服を選ぶ
洗顔し、毛穴の開いてきた顔に、たっぷり化粧水を叩きこむ
まだすっきりしない頭でリビングに戻ると、インスタントコーヒーを淹れ、タンスの引き出しに隠すように買い置きしてあるタバコを取り出した
親にも友達にも内緒にしているが、瑠璃はたまにタバコを吸う
知っているのは、同僚で2つ後輩の菜々子だけだ
タバコを吸うといっても、朝晩合わせて4、5本吸う程度だ
コーヒーを片手に、狭いベランダで一服するのが、朝の至福の一時でもあった
6時50分に目覚ましが鳴る
10分間、ベッドの中で睡魔と格闘し、7時に鳴る携帯のアラームで、寝床から這い出るのが日課だ
歯磨きをしながらカーテンを開け、ポットに水を注ぎ、コーヒーの準備をする
テレビを点け、今日着ていく服を選ぶ
洗顔し、毛穴の開いてきた顔に、たっぷり化粧水を叩きこむ
まだすっきりしない頭でリビングに戻ると、インスタントコーヒーを淹れ、タンスの引き出しに隠すように買い置きしてあるタバコを取り出した
親にも友達にも内緒にしているが、瑠璃はたまにタバコを吸う
知っているのは、同僚で2つ後輩の菜々子だけだ
タバコを吸うといっても、朝晩合わせて4、5本吸う程度だ
コーヒーを片手に、狭いベランダで一服するのが、朝の至福の一時でもあった