私と先輩がママとパパ!?
「お父さん、お母さん
私、先輩とりゅうくんと暮らすことにした」

「おお。。そうか、本当にいいんだな?
将くんもいいのか?」

「はい、2人で決めたことですし。
もう、僕達も高校生ですし、なんとかやっていける
でしょう…笑。子育ての方は心配ですけどね。」

田崎さんが私たちのもとにやってきて

「本当にありがとうございます。
まだ、手のかかる時期に、しかも高校生に
預けるなんて。。。本当に、本当に
ありがとうございます。」

「いえ、いえ。
田崎さん、頭をあげてくださいよ~」

先輩、困ったように田崎さん優しく声をかけていた


「りゅう、いいか。
これからは、ここにいるお兄ちゃんとお姉ちゃんが
お前の事を見てくれる。お父さんがお仕事から
かえってくるまでは、お兄ちゃん達はりゅうの
パパとママだからな。
いいな?りゅう?いいこでいるんだぞ。
迷惑かけたらいけないからな!」

「おにいちゃん、おねえちゃんが
ぼくの・・・・パパとママ・・・」

りゅうくんは、ん?っという感じで何も分かっていない様子で

「僕の新しいパパとママ!!!だー」って

私と先輩に飛び込んできた

「北川ー俺達、パパとママだって
なんか、おかしくって笑えるな~」

「もう、どうにでもなっちゃえ~って感じですね」

私たちは、笑いあった






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