恋愛偏差値0



だって、柚菜が押し倒すなんてなかなかないし。



これが最後かも、って思ったら。




柚菜が上に乗っているこのアングルもなんかいいし。






俺より体温の低い柚菜の唇がちょうどいい。




俺にすべてを預けてくれる柚菜がとても愛しい。




なんて…。






一度ヤったら、柚菜もあまり拒まなくなった。





嫌って、言ってるけど心のどこかでは期待しているだろう。



ときどき、誘われることあるしww






長いキスが終わって、それから体に手を伸ばそうとしたとき。




「ちがうでしょ!伸はかぜをひいてるんだからっ」




俺の額に握り締めていた冷たいタオルを置いて、俺から降りた。


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