恋愛偏差値0
「男2人でふろとかきもいし」
「そーだけど」
シャワーをあびて、冷水をあびた。
「俺も…親友って思ってっから」
「はー?なんか言った?」
「べつに」
笑いながら、着替える。
旅館で着るようなゆかたに腕をとおす。
来てよかったよ。
梓との仲を再確認できたし。
これから柚菜とラブラブするし。
「おっ、綾香。柚菜は?」
「まだおふろ。置いてきちゃった」
「へーぇ」
柚菜を待ってようと、ふろの入り口の段に座った。
「先行ってるねー」
「じゃ、伸。かぜひかないように気をつけてね」
綾香と梓が腕を組んで行ってしまう。
俺は15分、柚菜を待つことになる。