永遠の花ことば*完結*
「僕は2人とも大好きだよー」
エスポワールはキャーキャー言いながら両手を伸ばした。
シルクとリヴの間に立ち、
2人はエスポワールと手をつないでいる。
シルクはリヴの手をエスポワールにとられてしまったことを少し妬いた。
「私もリヴの手握りたいー」
子供のように駄々をこね、
リヴの手をつかむ。
すると3人で輪になってしまい、みんなで笑った。
リヴとシルクは同時にエスポワールの頬にキスをし、
エスポワールがすっと顔を後ろにそらした。
そうすることによってリヴとシルクの唇がぶつかった。
3人で国境に行き、シルクの作ったお弁当を食べたり、
エスポワールが寝た後、こっそりキスをしたり、
リヴがエスポワールを肩車して遊んだり、
3人で川の字になってお昼寝をしたり。
どれも幸せだった。
そして…
来世に続く物語をシルクとリヴはつないでいく。