永遠の花ことば*完結*
そのころミリアーネは…
「あ、!!シルクちゃんに言うことがあったんだったわ!
う"~~~、国境まで…遠いなぁ。」
そう言いながらも城の外にでて、馬にまたがった。
そして髪を軽く束ねると、国境に向かって走り出した。
---------……
「そんなに泣くなよ。」
そうぶっきらぼうに言いながらも、頬は緩んでいるリヴ。
そんなリヴに抱きつきながら号泣しているのは、
シルクだ。
「だって…だって、今のって…プロポーズ、だよ」
リヴを窒息させんばかりの勢いでシルクは腕に力を込めた。
「っ痛い痛い」
言葉とは反対に、同じくらいの力でシルクを抱きしめ返すリヴ。
そして2人は笑い合った。