永遠の花ことば*完結*
第二章 笑顔の花
国の王様となったお姫様。
その日を境に、お姫様と男の子は会うことはなくなりました。
いえ、会えなくなりました。
2人の短い幸せは、静かに幕を閉じました。
しかし2人はまだ信じていました。
きっといつか、結ばれる日が来ることを。
一方お姫様の婚約者の王子様は、
どんどんと綺麗になっていくお姫様を好きな気持ちが、
どんどんと大きくなっていっていました。
お姫様のほうは、
やはりまだ男の子の事を心のどこかで思い続けていました。
しかし物語は思いもよらない方向へ、
ゆっくりと進んでいました…