Cutie Blonde*頬に白ホイップ*
「ど…どうしよ…。」
「早くしろ、ひなた!」
「は、はいーっ!」
『ホワイトスノー』
それはキューティーブロンドのオリジナルシュークリーム。
初めて採用された…私の作品。
それから2時間後。
「おい、朝比奈来たぞ。」
「は…はいっ!」
倉持さんにそう呼びかけられて、私は持ち場を離れる。
「朝比奈だ。こいつがひなた。」
「こんな時間に無理を言ってしまってすみません。
『ホワイトスノー』を取材しに来ました、春風出版の朝比奈佑介(アサヒナユウスケ)です。」
淡い茶色の髪がさらりと揺れる。
少年のような瞳で私を見つめ、甘い香りを纏っている。
白い肌、柔らかそうな頬。
甘い香りに甘い見た目。
…スイーツみたいな人…。
それが第一印象。
―――それが私の中の最初の朝比奈さん。
「早くしろ、ひなた!」
「は、はいーっ!」
『ホワイトスノー』
それはキューティーブロンドのオリジナルシュークリーム。
初めて採用された…私の作品。
それから2時間後。
「おい、朝比奈来たぞ。」
「は…はいっ!」
倉持さんにそう呼びかけられて、私は持ち場を離れる。
「朝比奈だ。こいつがひなた。」
「こんな時間に無理を言ってしまってすみません。
『ホワイトスノー』を取材しに来ました、春風出版の朝比奈佑介(アサヒナユウスケ)です。」
淡い茶色の髪がさらりと揺れる。
少年のような瞳で私を見つめ、甘い香りを纏っている。
白い肌、柔らかそうな頬。
甘い香りに甘い見た目。
…スイーツみたいな人…。
それが第一印象。
―――それが私の中の最初の朝比奈さん。