Cutie Blonde*頬に白ホイップ*
「美味しい時間…かぁー…そういう言葉のセンスって天性のものなのかな?」
「え…あのっ…おかしかった…ですか?」
「ううん。美味しい時間、っていい響きだなぁって。
僕の方こそ美味しい時間をひなちゃんと過ごせて良かった。今日はありがとう。
…記事も気に入ってもらえたみたいですごく嬉しいよ。」
にっこりと、温かい微笑みが返ってくる。
私の心臓が分かりやすくドキンと音を一度だけ鳴らす。
朝比奈さんと一緒に入口のところまで行き、私はそこで足を止めた。
「またのご来店、お待ちしております。」
しっかりと立って、深く腰を折る。
顔を上げると、朝比奈さんはまた優しく微笑んでいた。
「近いうちにまた。今度はひなちゃんの『ホワイトスノー』が食べたいな。」
「はいっ!事前にお電話頂ければ私が作っておきます!到着時刻教えていただければできたてをお持ちします。」
「…ありがとう。楽しみにしてるね。」
「はいっ!いつでもご来店ください。」
もう一度微笑んで、朝比奈さんはくるりと背を向けた。
朝比奈さんのいなくなったキューティーブロンド。
…いつもと同じはずなのに、どこか少しだけ寂しく思える。
それでも確かに、朝比奈さんの甘い香りはほんのり残っていた。
「え…あのっ…おかしかった…ですか?」
「ううん。美味しい時間、っていい響きだなぁって。
僕の方こそ美味しい時間をひなちゃんと過ごせて良かった。今日はありがとう。
…記事も気に入ってもらえたみたいですごく嬉しいよ。」
にっこりと、温かい微笑みが返ってくる。
私の心臓が分かりやすくドキンと音を一度だけ鳴らす。
朝比奈さんと一緒に入口のところまで行き、私はそこで足を止めた。
「またのご来店、お待ちしております。」
しっかりと立って、深く腰を折る。
顔を上げると、朝比奈さんはまた優しく微笑んでいた。
「近いうちにまた。今度はひなちゃんの『ホワイトスノー』が食べたいな。」
「はいっ!事前にお電話頂ければ私が作っておきます!到着時刻教えていただければできたてをお持ちします。」
「…ありがとう。楽しみにしてるね。」
「はいっ!いつでもご来店ください。」
もう一度微笑んで、朝比奈さんはくるりと背を向けた。
朝比奈さんのいなくなったキューティーブロンド。
…いつもと同じはずなのに、どこか少しだけ寂しく思える。
それでも確かに、朝比奈さんの甘い香りはほんのり残っていた。