繰り返し



「…ねぇ、ゆうきくん。」


「ん?なぁにー?」



少女の呼びかけに、首を傾げながら返事をする少年。



周りから見れば、なんとも微笑ましい光景だ。



「どこに向かってるの?
こっち公園じゃないよ!」

「ないしょー」


「えー…」



悪戯っぽく笑う少年に対して、少女は困った表情をしていた。



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