ねぇ、、ホントに…好き?
「バカじゃんお前。てか3ヶ月付き合ってくれただけでも感謝しなきゃ。他の子だったらすぐに、てか1日でハイさよならーだと思うよ?」
「…だよな。今になってきずいた」
「はぁぁぁぁぁ。きずくの遅すぎ。智樹って頭いいのに考えることバカだよな」
「…なぁ俺もう限界。留美と別れたって思うとまじめに苦しい」
「お前があんなに可愛い留美ちゃんを大事にしなかったからバチ当たったんだ」
「…」
今俺は俺のダチ宮野 空 (ミヤノ ソラ)に留美のことで相談中
たぶん今1番のダチだ
だが俺がこいつに相談したのが間違いだったのか
こいつなんのアドバイスもくれねぇじゃん
てかさりげ悪口いってねぇ?
…俺マジで悩んでんのに
もう留美と別れたってだけで胸がいてぇよ
どうしよ
俺このままだったら心の病にかかりそうなんですけど
なぁ留美?助けてよ
「おいっ智樹っ!お前なに泣いてんの?」
「は?」
空に言われて自分の頬を触ってみた
「ははっホントだ、濡れてる。カッコわりぃな…男なのに」
「…お前そんなに別れるの苦しかったのかよ」
「あぁそうだよ。すんげぇ苦しいよ?今更浮気したこと後悔してる。付き合い始めた頃にもどれねぇかとかガチで思ってる。そんなことできねぇのにな。やりなおせねぇかって思ってる。そんなん都合よすぎるよな。でも、そんだけ留美のこと愛してんだよっ!」
「そんな愛してんだったらその事留美ちゃんに言ってこいよ。やり直したいって」
「むりだろ。そんなん都合よすぎるし」
「いいからダメもとでも言ってこいよっ!愛してんだろ?留美ちゃんのことっ!それならいつまでもグジグジしてんじゃねぇよ。自分の気持ち伝えて来いっ」
「でも…」
「でもじゃねぇよ。今行かなかったらまたお前後悔すんぞ。留美ちゃんならあの外見なうえに優しい明るい性格だからいつ他の男にとられてもおかしくねぇんだぞ?留美ちゃんを他の男にとられてもいいの?」
「…ムリ」
「じゃあ行ってこいよ」
「…あぁ行ってくる。ありがとな。ソラ」
「ふっ智樹、ガンバってな」
「あぁさんきゅ」
そういって俺は走った
愛しくてたまらない留美のもとに