ねぇ、、ホントに…好き?
「最初浮気されたときめがパンパンになるまで泣いたっ。智樹にはわかんないかもだけどっ浮気されんのってすっごいつらいことなんだからぁっ」
「もう私に飽きたんなら言ってよっ」
「留美ッそれはちがっ」
「もうさぁ疲れちゃったの。ホント。浮気現場見て泣くことにも、約束破られてっ泣くことにも、ふっぅ、冷たくされて、胸が痛くなることにも全部っ全部に疲れた」
「だからもうわたしクタクタだから、ねぇ智樹、別れよ」
「ちょっ、ちょっ、とまって!留美俺の話も聞いて?お願い」
「いや。どうせ言い訳でしょ。聞きたくない」
「留美ッ!」
「ごめん。智樹、」
「留美ッお願いっ聞いて?俺はっ」
「智樹、好きだったよ、愛してた。でももう疲れちゃったから、、バイバイ。今までありがと」
「留美ッ!話し聞けよッ!バイバイじゃねぇよ。ありがとうじゃねぇよっなぁおいっ切るなよ?ちゃんと聞いてろよ?おいっ」
プツッーツーツーツー
最終的に何かを話そうとしていた智樹をさえぎり電話を終えてしまった。
でもこれでいいの。
新しい第1歩を踏み出せた。
これからはまた新しい世界に歩いていくの。
前向きに。
頑張るのよっ留美っ!