*secret*‐私の知らない世界‐



手の中になんか入ってる感覚がした。


ロ「いいよ。」という声して私は目を開けた。



ロ「手開いて。」


手を開いて見ると、可愛い袋に包まれた飴があった。



ル「飴?」



ロ「そろそろおやつの時間だしな。」とロイが笑いながら言った。


ル「また、私の事子供扱いして~~!!」




でも




ル「あっ…ありがとぅ。」


私はいちご味の飴が大好きだから嬉しかった。




ロ「んじゃ行くか。ほら」ぐいっ


えっ?




ロ「手がさみぃんだよ。お前温かいから、ちょうどいいの。」と握られた彼の手は、冷たかった。



ル「しょうがないわね…飴くれたから温めてあげる。」




ロ「ん、サンキュ。」







< 39 / 40 >

この作品をシェア

pagetop