江戸時代で逆ハー状態!?
*対決!?*
なんで高杉さんがここに…?
私が呆然としている内に、
高杉さんは目の前にい私の手を掴んで自分の方へと引き寄せる。
「熊田さんがこんな人だったとはねぇ…?
見損ないましたよにせーんぱい?あ、今は後輩ですかね?」
クスッと怪しい笑みを溢して熊田さん(親方)に嫌味をぶつける。
私はというと…
高杉さんの胸のなかに入ったままで、
何故かドキドキが止まらないです。
お父さん以外の男の人に抱きしめられたから?
うん、絶対そうだ…
それ以外に何があるって言うのよ…
うんうんと一人で頷いていたら、高杉さんが不思議そうに見つめていた。
「あ…いや、独り言です…はい。」
目線をそらすと、高杉さんは思い切り私を抱きしめる。
「お前、マジでバカじゃねーの…?
だから一緒に帰ってやるって言ったのに。」
コツンと軽いゲンコツがふってきた。
ドキン…
まただ…さっきと同じく変なキモチになる。
馴れてないだけなのかな…
いや、馴れてても怖いか…
このキモチはなんなんだろう…