江戸時代で逆ハー状態!?
*生意気少年*
沖田さんからの話によると、
ここは『江戸』の
新撰組の屯所だという事がわかった。
簡単に言うと
“タイムスリップ"した
って事になる…
すると、
沖田さんがどこかへ行こうとしていた。
「沖田さんっ!」
私は思わず沖田さんの腕を掴んでしまった
「ん?
どうしましたか?」
優しく微笑みながら
ポンポンと頭を撫でてくれた。
「沖田さん、
私、何をしたら…?」
沖田さんの行動に
どきどきしながら話しかける。
「あなたは…
まず、お名前を教えてくれますか?」
あ、そうか。
自己紹介がまだだった…
「中学2年生の
原田海陸です!」
「チュウガクニネンセイ?」
沖田さんは首をかしげると、笑顔で立ち上がる。