大阪Little heart
入道雲
久しぶりのみゆきの家。
保育園のとき近所に住んでた。毎日遊んで小学校にあがる前にお父さんの転勤で東京に出てきた。
そして久しぶりにみゆきと連絡がとれて、夏休み泊まりに行くことになった。
夏休みは半分ぐらいみゆきの家に居たいって思ってる。家にいてもつまらないから。
「玲っ!来た来た!」
そして居候2日目。今日はみゆきの彼氏と友達が来るらしい。
「お邪魔しま~す。」
家に4人の人が入ってきた。3人は男で1人は女。
あの女の子どっかで…。
「玲~!」
「…??ともみ?」
「そうだよ!覚えてたんや~!」
びっくりした。保育園のときから3人はずっと一緒だから、引っ越したときには、もうこの3人は揃わんって思ってたから。
「みゆき。それより彼氏って誰?」
「誰やと思う?」
その3人はみんな身長が高くてけっこう格好よかった。
その中でも一番派手な人を指差した。
「ピンポーン!」
かなりびっくりだった。みゆきは派手な人は好きじゃないって言ってたから。でもみゆきとの仲が凄くいい。
「初めまして。修だよ。玲ちゃんより2こ上やで」
ちょっと日焼けした手で握手してきた。
「とりあえず買い物いこーよ。」
とりあえずってゆっても駅の近くをウロウロ。
そしたら突然ともみが
「玲に言ってなかった。これ彼氏ね。」
ともみの彼氏は、もう1人の男の子と同い年だった。
ひょこっとその2人が顔をだして自己紹介してくれた。2人とも一つ上で中3だった。
名前は
みゆきはそれをみて、「じゃあこっからはPM8:00別々行動や~」なんて言い出した。

__でもそれがなかったら、私にこんなに素敵な恋や友情はできなかったとおもう。

案の定私は
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