貴方から得たもの


春も終わり
夏が始まりそうな
少し暑い日のこと…

私は采花の彼氏の大学が
学祭だった為
采花と萌と3人で
大学へ向かった。


お酒も飲み、先輩方の
寮で飲み直すことになった

そこの寮は女の子を
連れてくることは禁止で
隠れて入っていたが
お酒も入り、テンションが
上がってしまい
そんなことを忘れていた。



……その時

寮の監督に見つかって
しまったのだ。


采花の彼氏は監督に
怒られ、突き飛ばされ
私たち女子3人は
急いで寮から出た。

近くの公園で反省しながら
采花の彼氏が無事か心配し
待っていた。

そんな時に

"~♪~♪"

椋クンからメール…

私は急に会いたくなった。

メールも読まず
椋クンに電話した。


椋 『何してた~?』


私は先輩方と飲んでたことを
全て話した。

椋クンは少し暗くなった。



私 『ごめんね!椋?
  今から会えない?』

椋 『いいよ…近くまで
  行ったら連絡する』


そう言い電話を切った。


私はお酒で臭くないか?
とか顔大丈夫か?とか
心配し、いつの間にか
椋クンを特別意識するようになった

10分もしないうちに
椋クンが私がいた公園の近くに
いると連絡きたので

采花たちとバイバイした。


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