君の言葉を胸に





「あ、私たちの番だよ。楽しみだね!」


はは、ははははは…。


うわ、一番前かよ…。


上がってく上がってく!


うわっ、下見える!


来る!来る!


来るうううう!!


「きゃああああ!」


隣で楽しそうに騒ぐ紗菜とは対照的に俺は…


「ぎゃあああああ」


魂が口から逃げていきそうだった。





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