君の言葉を胸に





なんだ、簡単なことだったんだ。


俺は、松山さんが……


好きなんだ。


他の誰かじゃいけない。


他の誰かと話してても、それでも心は君を求めるんだ。


俺と25cm差の身長。


でも彼女は、精一杯上を向く。


首、痛いだろうに。


そんな彼女が笑うと、俺も嬉しくなる。


彼女を見てると、不思議と笑顔になる。


俺は松山さんが、自分で思うよりずっと好きなんだ――。





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