君の言葉を胸に
そこに、奴が登場。
「あれ?いつから名前で呼ぶ関係になったのさ?あ、ははーん。二人きりのときは…」
「変な妄想すんな。…なんで原和田いんの?」
いつも変なときに来るよな、こいつ。
「お弁当食べて帰ってきたら、アラ大変。二人がいない!!これは探さないとと思いまして」
「探すな」
あー、もう。
こいつが来ると、変な流れになるから嫌なんだ。
松山さんは、クスクスと笑っていた。
まあ、松山さんが笑ってるならそれで良いんだけどさ。